福来鳥について
画家の石塚健と人形作家の佐藤エダ
わたしたち芸術家夫婦が創作と発表の場として美術館をつくったのが福来鳥の始まりです。
以前から鎌倉にアトリエを構えていたこともあり、鎌倉名刹の和尚さんたちは度々快くお寺での発表や活動の機会を与えてくださりました。芸術に理解のある方の多さや懐の深さに感動し、何か恩返しになることはできないか、と考えていたことや、元々、鎌倉の歴史や風景、人々が大好きだったこともあり、鎌倉の文化も発信できないかと、大きな根を張る店にもしたいという願いも込めて、大根料理のお店をしようと決めました。
そして、開業後にこの鎌倉佐助にまつわる伝説を知りました。
福来鳥から歩いて5〜6分のところにある佐助稲荷神社のお話です。
鎌倉に残る大根のおはなし
”由比ガ浜に源十郎という漁師がいました。
犬に追いかけられていた子ぎつねを助け、お礼にもらった大根の種を佐助ヶ谷にまいて育てていました。
大根の葉が育ったころ、都中に疫病が広がりました。
天の声で『佐助ヶ谷で育てた大根を食せ』と云われ、食した者は病が消えた”というおはなしです。
福来鳥では、8年前の2013年からその大根を地元の人々と育てています。
葛原岡神社 昇運の神龍のお守り
葛原岡神社(くずはらおかじんじゃ)は、後醍醐(ごだいご)天皇の忠臣として鎌倉幕府倒幕に活躍した日野俊基(ひのとしもと)卿をお祀りする神社です。
鎌倉由比ヶ浜の総鎮守として、また「開運の神様」「学問の神様」として、今日でも広く全国各地より篤く崇敬されております。
こちらの昇運御守に描かれている神龍は、御本殿を御造営する際、旧御本殿に納められていた神龍で、百二十年間御祭神をお護りして来ました。
昇運御守は、神様のお使いとされる神龍のお守りです。
様々なお願い事を神様に届けてくれる昇運の神龍です。